信販系カードローンとは

信販会社のカードローンを信販系と言います。昔はカードローンの二大金融機関と言えば消費者金融と信販会社でしたが、今は信販会社のローンは少なくなっています。消費者金融よりも少し金利が低く、銀行よりも金利が高いというのが特徴です。金利と審査の難易度は比例するため、銀行に挑戦したいけど審査に通過する自信がないという方は信販系を利用していました。信販系で借りられない方は、消費者金融で借りていたのです。現在のカードローンのシェアは、依然として消費者金融が9割以上を占めています。残りや銀行や信用金庫、JA、信販会社、クレジットカード会社などです。一般的な審査を受ける順番としては、銀行に申し込んでダメだったら消費者金融を利用するケースが多いです。信販系のローンが減った理由には、クレジットカードのキャッシング機能が普及したことも理由でしょう。多くのクレジットカードにはキャッシング枠を付帯できるのです。消費者金融ほど高額の借入はできませんが、50万円くらいの枠付帯は可能なことが多いため、多目的ローンの限度額としては十分なものです。現在、信販系でお得なローンは自動車ローンなどの目的ローンです。低金利のカードローンを用意している信販会社もありますが、銀行ローンとの最大の違いは総量規制の対象になることです。信販会社はノンバンクに該当するため、年収の3分の1以内で希望額を決める必要があります。総量規制では他社ノンバンクからの借入も含むので、合計して3分の1以内になるように調整しましょう。